1952-05-19 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第70号
それで高率の配当をいたしますために、みずからの收益を食つて配当するというようなことがないように、その信託約款の承認の際にそれを審査する、こういうことにいたしております。
それで高率の配当をいたしますために、みずからの收益を食つて配当するというようなことがないように、その信託約款の承認の際にそれを審査する、こういうことにいたしております。
これは償却を十分してないこと、並びに先ほどお話も出ましたように、資産勘定である工事負担金を食つて配当しておる。これは結局資金の獲得のためにやむを得ずそういう不合理なことをやつて資金を集めておつた、こういうことに帰着すると存じます。
大体外国から金を借りるとか、あるいは保険会社あたりから長期に社債を募集しようという場合の、その償却のお話合いというものは、収入の六分なり七分なりなければ、ほとんど財産を食つて配当をしているという会社には金は集まりにくいのでありまするがために、財政を立て直す上から申しましても、償却の適正をはかる上からいたしましても、ここに再評価されたものによる適当な償却率が初めてほんとうの償却であり、これがすなわち原価